正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その9)

令和4年3月31日、正門再生工事Ⅲ期は完成しました。

再生した正門と新学長のポスター

多くの方からの厚いご支援と激励に、心より感謝いたします。正門を後生に残したいという思いは私達だけのものではないということを感じました。

また、正門再生プロジェクトは、学生・教職員・歩行者の安全確保を目的としたものでもあります。100年の歳月によって劣化が進んでいた正門を地震時の倒壊等に強くするため、基礎工事から行うことでより安全なキャンパス環境を実現しております。

4/5に行われた入学式では、再生した正門が入学生を迎えました

(寄附者様向けのご案内)ご芳名を刻印したレンガは正門の内側に配置しております。見学を希望する場合は以下連絡先までご連絡をお願いします。連絡先 施設企画係050-5525-2083

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その8)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

写真は大学敷地の外側、道路側から撮影したものです。現在は、再生レンガと笠石の設置、鉄製飾り柵の取付まで完了しております。

工事は順調に進捗しているため、3月末に控えた卒業式や4月の入学式では再生した正門で来場者を迎えることができそうです。

100年前のレンガを再利用・設置した壁面

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その7)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

現在、レンガ積み工程を進めております。

本プロジェクトはおよそ100年に作られ藝大生を見守ってきた正門を、100年後の藝大生に受け継ぐことを目的としております。記憶に残る正門の姿を維持するため、取り外したレンガをきれいにした後、新しい柱・塀の表面仕上げとして取り付けます。

番号がついているのは再利用した100年前のレンガです。新しく焼成したレンガと組み合わせて積んでいます。

正門再生工事Ⅲ期は終盤にさしかかってきました。3月末の完成に向けて、引き続き取り組んで参ります。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その6)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

正門はコンクリートの打設が完了し、鉄製飾り柵がはめこまれました。

鉄製飾り柵は古いものを取り外し、洗浄・塗装の後再取付しました。Ⅰ期工事(その2)で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

基礎が完成した後は、いよいよ再生レンガの設置となります。その様子は年明けにお知らせする予定です。

2021年は大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その5)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

正門の鉄筋骨組みが完成しました。

正門再生プロジェクトは、正門を地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持するということを目的としています。従来通りのレンガ積みではその目的が達成できないため、鉄筋コンクリートで基礎を作ります。その準備のための鉄筋骨組みです。

コンクリートの打設(硬化前の液状のコンクリートを型枠内に流し込む作業)が進み次第、またお知らせします。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その4)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

先日掲載した古い基礎が撤去され、新規コンクリートの基礎が布設されました。従来よりも広範で強固な土台とすることで、より災害に強いキャンパス作りを進めています。

こちらは取り外した笠石です。100年前からの風合いを残すために、修繕・補修して再利用します。

工事の進捗はまたお知らせしますので、お楽しみに。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その3)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

既存部分の取り壊しが進み、およそ100年前に作られたと思われる基礎が顕わになりました。

正門の基礎①

正門再生プロジェクトの発端は、2018年に正門の劣化が判明したことによるものです。

地震時の倒壊によって学生や地域住民に危険が及ばないよう、再生工事により安全を確保します。

正門の基礎②

工事の進捗はまたお知らせしますので、お楽しみに。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その2)

正門再生工事Ⅲ期の進捗状況をお知らせします。

現在は解体工事が進んでおります。

正門は新しく改築してしまうと、100年前からの歴史ある姿を受け継ぐことはできません。既存のレンガを取り外し洗浄した後、新しい柱・塀の表面仕上げとして取り付けることにより、姿を受け継ぐための再生をしています。

解体工事の様子
再生のため、レンガに番号をつけて管理します

(寄附者向けご案内)刻印レンガの確認について

東京藝術大学正門再生プロジェクト寄附者の方向けのご案内です。

10万円以上ご支援をいただいた方へのリターンとして、ご芳名を刻印したレンガを再生工事に使用しております。

刻印レンガを実際にご覧になる場合は、以下の連絡先までご連絡ください。候補日をいただければ、担当職員がご案内いたします。

(連絡先)東京藝術大学 施設課 施設企画係 正門再生担当 sisetsu(at)ml.geidai.ac.jp 050-5525-2083 ※メールアドレスの(at)はアットマークへ読み替えてください。

※令和3年10月13日現在、感染症対策のため大学の入構制限を行っております。

正門再生工事Ⅲ期が始まりました。(その1)

東京藝術大学正門再生プロジェクトのⅢ期工事が始まりました。

工事のため仮囲いがなされた正門周辺

【東京藝術大学正門再生プロジェクト】東京藝術大学のレンガ造の正門は、大正3年(1914年)頃に造られ、100年もの間、藝大生を見守り続け、地域と共にあり続けてきました。この正門を、地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持して、100年先に受け継ぐプロジェクトです。

Ⅲ期工事を始められたのは、正門再生への思いにご賛同いただいたみなさまからの熱いご支援と激励のおかげです。心より感謝いたします。

工事の進捗状況は随時報告していきますので、お楽しみに。

Ⅰ期やⅡ期のようすは、過去の投稿かクラウドファンディングのページをご覧ください。