正門再生工事Ⅱ期が始まりました。(その4)

今回は、新しいへいが出来上がるまでの工程を写真付きで紹介します。

工程①:躯体の材料であるコンクリートが固まるまで、養生して保護します。

工程②:養生期間が終わり、コンクリートの躯体ができあがりました。
工程③:レンガを設置していきます。
工程④:レンガの設置が完了し、柱一本が再生しました。

レンガを再利用しているため、再生した柱は歴史を感じるたたずまいです。

100年前に作られたレンガは、現在まで正門の一部として藝大生を見守ってきました。東京藝術大学正門再生プロジェクトは、そのレンガを含めた正門全体を100年後の藝大生に受け継ぐことを目指します。

工事は現在進行中であり、全ての行程が完了し皆様にお披露目できるのは1月末頃となります。

次回の更新は、完成が近づく正門全体の様子をお知らせします。

正門再生工事Ⅱ期が始まりました。(その3)

東京藝術大学正門再生プロジェクトは、正門を地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持して、100年先に受け継ぐプロジェクトです。

100年間藝大生を見守ってきた正門を、100年先も残したい!という強い想いをつなぐ一環として、一定金額以上のご支援をいただいた方のご芳名を刻印したレンガを再生工事に使用しております。

このたび、Ⅱ期工事に使用する47個の刻印レンガができあがりました。

作成した刻印レンガ

レンガは藝大のロゴとご芳名が刻印されております。支援者のみなさまにおかれては、工事完成後、お名前が刻印されたレンガを探してみてください。

藝大の徽章(アカンサス)

ところで、藝大の徽章(アカンサス)にはどのようなメッセージがこめられているかご存じでしょうか?藝大ホームページで紹介しておりますので、この機会にぜひご覧ください。

>>https://www.geidai.ac.jp/outline/university_identity

Ⅱ期工事で再生した正門をみなさまにお披露目できる日を心待ちにしております。

次回はへいの工事進捗についてお知らせする予定ですので、お楽しみに。

※Ⅲ期工事に向けたご支援を受け付けております。ご支援はこちら>>https://fundexapp.jp/geidai_kikin/entry.php?purposeCode=300&&supportCode=316

正門再生工事Ⅱ期が始まりました。(その2)

秋に始まった東京藝術大学正門再生工事Ⅱ期。現在の様子をお知らせします。

今回は鉄製飾り柵についてです。

鉄製飾り柵は門柱とともに、長年藝大生を見守っています。

赤レンガのへいは、東京藝術大学の前身である東京美術学校が明治20(1887)年に建設された時に作られたものです。

鉄製飾り柵は戦時中に供出され、代用品として木製の柵が取り付けられていました。

木製の柵

その後、昭和50(1975)年に山形の工場で復元したものが取り付けられました。復元作業はたった1枚の当時の写真を唯一の手がかりに、フェンスの大きさや格子の間隔を測定。さらに大学側で写真をもとにデザイン、彫刻したバラを見本に鋳型をつくり、2ヶ月がかりでつくり上げられました。※

※参考文献 財団法人芸術研究振興財団©、東京芸術大学百年史編集委員会『東京芸術大学百年史 美術学部編』ぎょうせい,2003年,pp.777-778

正門再生プロジェクトでは正門の歴史を引き継いでいくため、鉄製飾り柵は取り外し、洗浄・塗装の後再取付します。

取り外した鉄製飾り柵
完成イメージ(Ⅰ期工事で改修した鉄製飾り柵

鉄製飾り柵はバラの花があしらわれたかわいらしいデザインで、藝大生をあたたかく迎えている感じがしますね。

以上、正門再生工事Ⅱ期は鋭意進行中です。

1月末にお披露目できるよう、引き続き取り組んでまいります。

正門再生工事Ⅱ期が始まりました。(その1)

2019年度より始まった東京藝術大学正門再生プロジェクトは、先日よりⅡ期工事が始まりました。

正門に向かって右側のレンガ塀を再生

【東京藝術大学正門再生プロジェクト】東京藝術大学のレンガ造の正門は、大正3年(1914年)頃に造られ、100年もの間、藝大生を見守り続け、地域と共にあり続けてきました。この正門を、地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持して、100年先に受け継ぐプロジェクトです。

Ⅱ期工事を始められたのは、50名近い方々からの熱いご支援と激励のおかげです。心より感謝いたします。

また、Ⅰ期工事の様子は過去の投稿をご覧ください。

工事の進捗状況は随時報告していきますので、お楽しみに。